次回の笠間の窯人の原稿はちょっと早く受け取りました。というか毎月1日は小島英一さんの半生記「瀬戸屋になる」、窯人は15日のアップという順番のはずなのですがー落ちちゃうよりはいいかということでそのままいただきました。
ということで今回は茨城県小美玉市に窯をかまえる藤田光広さん。
前回の根岸さん同様、窯人としてのスタートはゆっくり。でもそのゆっくりだった理由などはそれぞれにー
挨拶も早々に腰を落ち着けたふたりは、すぐさまいつものように窯がどうの、釉薬がどうの、土が……と遠くの方でお話をされていたようですが、なんだか楽しげ。毎回のことですが、この同業者の暗号のような会話で楽しめるというのはいい景色ですね。いつも聞いてれば覚えそうなものですけど、周りの方に聞くと、とりあえずは解決してしまうので語彙は増えていかないです。
字幕映画をたくさん観てれば他の言葉を覚えるか、というのと似てますね。余程意識しないとなかなか難しいですよね、よね?
で、そんな時の私はというと、少し写真も出てきますが、納屋を改造した少年の秘密基地のような工房内部をあちこちと探索しては、こっそりわくわくしてました。
ツリーハウスでなくてもこんなスペース作れちゃうんですね。それもこれたぶん、遊び場と仕事場とを融合した空間です、うん、たぶんきっと。聞いてないですけどね。
ではでは、笠間の窯人 #5 藤田光広さんは9月1日にアップの予定です。
陶炎祭などに行く前に、もちろん行った後でも、彼らのまた別の顔をみてみてください!
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