※ 上の数字はグラム数ではなく割合です。手に入る分量が少ない材料を基準にするとよいです。
今回は柚子10個で絞り汁が100ccになりました。それに対し、青唐辛子2袋(150g分)、塩が75gとなります。
虫食いなど、傷んだものなどを選別したあと、青唐辛子洗ってヘタを切り、半分にします。
半分にした青唐辛子から種をとります。
※ この作業は素手ではなく、手袋などをしてください。目や口、傷口などにぜったいに触れないようします。包丁ではなくスプーンの方が楽に行えます。
青唐辛子をみじん切りにし、細かくなってきたらすり鉢に移します。
※ 粗め、ペースト状などはお好みの食感に合わせて調整してください。フードプロセッサーをお持ちならぜひお使いください。
おろし金で柚子の皮をすりおろします。色が変わるのをふせぐため、すった柚子皮に分量の塩の一部を入れ、混ぜておきます。
※ こちらもフードプロセッサーがあればぜひ使ったほうがいいです。皮をする場合も、剥いてフードプロセッサーにかける場合も、使用するのはなるべく白い部分は入れないようにします。
唐辛子を擦ったすり鉢の中に、すりおろした柚子、塩と加えて、馴染むように混ぜ合わせます。この時水気があまりに少ないようであれば、柚子の絞り汁を、気持ち程度足して延ばしてもよいです。擦り合わせているうちに、後から水分が上がってくる場合もあります。
煮沸消毒をした瓶に詰めて完成です。
水炊きなどの鍋物やあたたかいうどん、そばなどに少量入れて使います。塩味や辛味がけっこうありますので、使う量はお好みで調整してください。冬場に柚子の香りを楽しむことができます。
多目にできてしまった時は、一部板状に延ばしてラップで包んで冷凍にしています。