里芋の茎を干したものです。八頭の茎を使うという事を聞いた事がありますが、こちらは普通の里芋の茎から作ったものです。皮をむいた後に赤くなったので、これはおいしいはず、とのことでした。
千葉辺りで売っているのもは白いもののようで、使う里芋の種類が違うのか、よく洗ってから干すのか定かではありません。
芋茎の皮を剥いていきます。
※ 皮は、はしから爪を入れ、下にひっぱるとするすると簡単にむけていきます。アクが強く爪が、素手のままだと手が真っ黒になりますので、手袋があれば着用したほうがよいです。
むいた茎はしばらくそのままで置いておき、茎を柔らかくします。
2本の茎の先を結び、2本1組にして物干しに下げていきます。
夜間、雨天時は室内に取りこみながら、物干しにかけて1週間ほど干し、完全に乾かします。
※ 乾いたものはこのように10cmくらいで折り返してまとめ、乾燥剤を入れた容器に保存しています。
味噌汁や煮物などでめしあがれます。
使用する際は、洗った後、しばらく水につけて戻してから調理します。煮物は干し椎茸、油揚げ、人参などの具材で作ることが多いです。