唐辛子を採ったあと、まだ枝に残る葉をあつめて佃煮にします。柔らかくぴりりと辛い味は晩夏から秋だけの楽しみです。箸休めに、白いごはんといっしょにいただいたり、甘めの日本酒のあてなどにしています。
洗った葉とうがらしを1分ほど茹で、アク抜きをしたら水にさらします。
さっと熱をとったらザルに移して水を切っておきます。
葉とうがらしの水気を切っている間に、青唐辛子を小口切りにしておきます。
カップ1/4の水を入れた鍋に、昆布、鰹節を入れ中火にかけます。沸いてきたら火を弱め、沸騰寸前に火を止め、昆布を取り出します。
だし汁の中に醤油、酒、みりん、葉唐辛子、青唐辛子を入れて中火にかけます。煮たってきたら弱火にし、落とし蓋をしてさらに煮詰めます。※ 葉唐辛子の水が切れていないようであれば軽く絞ってください。
汁気なくなったら完成です。そのまま自然に冷まして容器に移して冷蔵庫で保存しておきます。
すんごい辛いのは食べられない! という方は、青唐辛子は入れなくてもかまいません。
出汁をとった昆布は捨てないでください。ほかのものでも使っていますが、その都度冷凍保存してためておきます。ある程度の分量がまとまったら、干し椎茸などといっしょに、昆布の佃煮にします。